【キャリア形成卒前支援について】
地域医療へ貢献する意思を有する学生に対し、地域医療や将来の職業選択に対する意識を高め、学生の期間を通じて、キャリア形成を支援します。
【活動の内容】
(1)入学時オリエンテーション

地域枠の担当教職員と滋賀県医療政策課職員から、看護地域枠制度の趣旨とキャリア形成支援について説明を行います。
令和6年度は4月23日に実施しました。
(2)地域枠学生を対象とした個別面談

教員による個別面談を年2~3回実施します。学生生活の不安や悩みを解消し、モチベーションを高め、今後のキャリア形成について一緒に考えていきます。
令和6年度は5月、8月、2月に実施しました。
(3)地域枠学生交流会

地域枠学生同士の交流の機会を設けます。また、助産師、保健師、訪問看護コースを選択している先輩学生とも交流し、キャリア形成に役立てていきます。
令和6年度は9月26日に開催し、地域枠年生10名と4学年の看護学科生6名が参加しました。
(4)看護学科就職説明会

令和6年度は本学の就職活動支援の一環として実施されました。地域医療に関わる情報に触れ、滋賀県内での将来的なキャリアパスを考える機会を設けます。
令和6年度は12月13日に開催し、県内20施設と1~3学年の看護学科生53名が参加しました。
(5)看護地域枠3大学交流会

滋賀県内に看護学科を有する3大学(滋賀医科大学、滋賀県立大学、聖泉大学)の地域枠学生と交流し、地域枠学生同士の縦・横のつながりをつくっていきます。それぞれの大学のキャリア形成支援等について情報共有を行い、お互いに高めあう機会を設けます。
令和6年度は令和7年2月8日に本学にて開催し、本学、滋賀県立大学、聖泉大学の教職員と地域枠学生44名、看護地域医療教育講演会演者4名、滋賀県医療政策課職員2名の計50名が参加しました。
(6)看護地域医療教育講演会

滋賀県でのキャリアや滋賀県で働く魅力について考えることを目的とし、地域医療で活躍する方による講演会を実施します。
令和6年度は看護地域枠3大学交流会と同日に、「滋賀県の看護をより魅力的にするために」をテーマに滋賀県内で活躍する看護師・助産師・保健師の本学卒業生を講師として招き、講演会を開催しました。3大学の教職員と地域枠学生46名、看護地域医療教育講演会演者6名、滋賀県医療政策課職員2名の計54名が参加しました。
(7)地域医療で活躍する方との交流会を含む宿泊研修

里親学生支援室が主催している彦根・米原方面の病院見学や、地域で活躍している医師・看護師・保健師との交流会を含む宿泊研修に参加を推奨し、地域医療を支える医療機関での働き方を学び、滋賀県の自然や文化に触れる機会を設けます。
令和6年度は、令和7年3月18日、19日に高島市方面の医療と歴史・文化を学ぶ宿泊研修に地域枠学生を含む学生23名が参加しました。
(8)地域性を学べる授業科目の履修推奨
滋賀県及び滋賀県民の特性を学ぶことができる授業科目「地域論」(看護学科第2学年後期配当選択科目)の履修を推奨し、滋賀県に対する理解を深めます。
令和6年度は1月23日と1月30日に開催された学修成果発表会に地域枠学生10名が参加しました。
【年間スケジュール(予定)】
4月 | 地域枠学生オリエンテーション |
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5月 | 個別面談(1回目) |
6月 | |
7月 | |
8月 | 個別面談(2回目)・里親宿泊研修(夏期)行政機関(滋賀県)での見学実習 |
9月 | |
10月 | 地域枠学生交流会・三大学交流会(滋賀県立大学で開催) |
11月 | 地域で活躍する看護専門職の方による講演会 |
12月 | 看護学科就職説明会 |
1月 | 「地域論」成果発表会の聴講 |
2月 | 個別面談(3回目) |
3月 | 里親宿泊研修(春期) |
※キャリア形成卒前支援は毎年、看護地域教育検討専門委員会において協議の上で更新しますので、今後変更の可能性があります。
※上記以外にも、研修や講演会が企画されることがあります。
地域枠学生には都度案内しますので、積極的にご参加下さい